こんにちは、Mii(みぃ)です!
前回、ルピシア 2022年冬のお茶の福袋を松・竹・梅3種類、同時開封しましたが、今回は、その中に入っていた商品のうち、3つの紅茶をピックアップして飲み比べていきたいと思います!
福袋の開封についての記事は、こちらをご覧ください。
YouTubeでも紹介しているので、こちらの動画もご覧ください!
ご紹介する紅茶はこの3つ!
全34種ある福袋のお茶の中から今回飲み比べるのは、こちらの3つの紅茶です!
- サングマ 2021-DJ6 3,000円 (竹の福袋)
- ドゥームニ ゴールデンチップス クオリティー 2021 1,580円 (松の福袋)
- ハブカル 2021 価格不明(松の福袋)
テーマは、「今年のインドのシーズンティーで、ダージリン・アッサム・ニルギリの味の比較をしてみよう!」です。
クオリティーシーズンの紅茶は、その茶葉の一番美味しい、いわば「旬」のタイミングで採れたものなので、その美味しさを味わわないともったいない!
そのシーズンティーがこんなにいろんな種類揃っているのだから、飲み比べて、今一度、茶葉による違いを確かめてみよう!というわけです。
商品情報
サングマ 2021-DJ6(ダージリンセカンドフラッシュ)の商品情報
商品名:サングマ 2021-DJ6
メーカー:LUPICIA(ルピシア)
内容量:50g
価格:3,000円(税込)
「竹」の福袋に入っていた、ダージリンのセカンドフラッシュです。
以前、ファーストフラッシュとセカンドフラッシュの飲み比べで使用した、「ダージリン セカンドフラッシュ 2021」とも比較してみます。
ドゥームニ ゴールデンチップス クオリティー 2021(アッサムセカンドフラッシュ)の商品情報
商品名:ドゥームニ ゴールデンチップス クオリティー 2021
メーカー:LUPICIA(ルピシア)
内容量:25g
価格:1,580円(税込)
「松」の福袋に入っていた、アッサムのセカンドフラッシュです。
定価を調べたら1,580円だったので、「サングマ(3,000円)に比べて、そこまで高価な紅茶ではないのか」と思っていましたが、よく見たら、内容量が25g…
サングマの半分の量でこの価格なので、こちらも、福袋的には高価な「当たり」の紅茶でした!
ハブカル 2021(ニルギリ)の商品情報
商品名:ハブカル 2021
メーカー:LUPICIA(ルピシア)
内容量:50g
価格:価格不明(推定1,800円)
「松」の福袋に入っていた、名園によるニルギリのシーズンティー。
もう販売しておらず、価格が不明だったのですが、個人ブログなどで紹介されている過去の「ハブカル」が1,800円だったので、もしかするとそのくらいかな?ということで、記載しておきます。
正確な価格がわかる方がいたら、ぜひコメントで教えてください!
商品レビュー
サングマ 2021-DJ6(ダージリンセカンドフラッシュ) レビュー
茶葉の特徴
茶葉はFTGFOP1(ファインティッピーゴールデンフラワリーオレンジペコー1)。
フルリーフタイプの大型茶葉の中でも、その茶園でとれたリーフのなかで最高の等級に付けられるものです。
茶葉の香りは、ナッツのような香ばしい香りです。
フルーティーな風味と爽やかな余韻
香りは、「甘み溢れる林檎のように柔らかな果実香」がすると書いてあるのですが、その通りで、フルーティーで甘い、とってもいい香りです!
飲み下す時に、ダージリンセカンドフラッシュらしい、マスカットのような爽やかな風味が感じられます。
後味にはその爽やかさと、少し甘みが残るような感じがあり、余韻がたっぷり楽しめる紅茶ですね。
渋みもありますが、キレが良く、爽やかな風味を邪魔しません。
同じダージリンセカンドフラッシュでも、以前飲んだ、ルピシアの「ダージリンセカンドフラッシュ2021」というブレンドよりも、芳醇で個性が強い紅茶です。
オススメ度:★★★★
ペアリングは、紅茶の味わいを引き立たせてくれるような、甘さ控えめの生クリームを使ったケーキなどを合わせたいですね。
ドゥームニ ゴールデンチップス クオリティー 2021(アッサムセカンドフラッシュ) レビュー
茶葉の特徴
黄金色と黒のコントラストが綺麗な見た目ですね!
「ゴールデンチップス」とは、製造工程で茶葉を揉んだ際に、新芽の白い産毛にお茶の液が付着し、それが発酵することで鮮やかな黄金色に変色するため、こう呼ばれています。
ごく少量しか収穫されない希少品で、このゴールデンチップが入ることによって、甘くまろやかで濃厚な味わいになります。
茶葉の香りは、モルト(麦)のような香りが特徴的で、爽やかな甘い香りがします。
モルティーフレーバーが魅力の上品な味わい
香りは、茶葉同様、モルトのような、コクのある甘い香りが華やかです!
口に入れた瞬間に、モルティーフレーバーがふわっと広がります。
甘みと塩味がバランスよく感じられ、上品な余韻が残りますが、先程のサングマ(ダージリン)よりもキレが良く、意外にもさっぱりした後味です。
アッサムらしいコクの強さはありつつも、モルトの風味が強く出ていて、この風味が好きな方にはドンピシャでハマる紅茶ではないでしょうか。
特に、お酒(特にウイスキー)が好きな方は美味しくいただける紅茶です!
オススメ度:★★★★
モルティーフレーバーと、少しの塩味を感じられる味わいなので、生ハムやチーズなど、塩気のあるものと一緒にいただきたいです!
ハブカル 2021(ニルギリ) レビュー
茶葉の特徴
茶葉の等級はFP(フラワリーペコ)で、芯芽が多く含まれています。
香りは、大地のような力強い、コクのある香りです。
フルーティーな甘味と、セイロンティーのような爽やかさ
「バラを思わせる優美な香り」とのことですが、どちらかと言うと、柑橘系を思わせる、フルーティーで甘い香りがします。
ひと口飲むと、口当たりまろやかな、優しい甘みが広がります。
また、渋みはほぼありませんが、セイロンのハイグロウンティーを思わせるような爽やかさがあります。
クセが全くないので、紅茶を普段飲まない人でも飲みやすい味ですね!
ただその反面、個性が弱いので、紅茶単品で飲むのには少し物足りない印象です。
個人的には、強い風味を感じられる方が好きなので、サングマやドゥームに比べて単調に感じますが、合わせる料理・スイーツを選ばないので、何にでも合わせやすい味わいです。
また、フルーティーな香りと甘味は、爽やかなレモンティーにぴったりです!
オススメ度:★★★
クセのない爽やかな味わいは、シンプルなショートケーキや、同じく爽やかな柑橘系のフルーツとぴったり!
まとめ
オススメ度
サングマ(ダージリン):★★★★
ドゥームニ(アッサム):★★★★
ハブカル(ニルギリ):★★★
まとめると、
サングマ(ダージリン)は、マスカットのようにフルーティーな甘さと、爽やかな渋み。
ドゥームニ(アッサム)は、モルティーフレーバーが魅力の、香り・味ともに上品な風味。
ハブカル(ニルギリ)は、クセがなく、優しい甘味と、セイロンのような爽やかさ。
という結果でした!
どれも同じ年にインドで取れた茶葉ですが、ダージリン、アッサム、ニルギリと、茶葉の種類が異なるとこんなにも違いが出るなんて、やっぱり紅茶ってとっても楽しいですね!
個人的には強い風味を感じられる方が好みなので、そういった意味では、やはりダージリンセカンドフラッシュの「サングマ」が一番好きでしたが、どの紅茶も味わい深く、美味しくいただきました♪
福袋だと、自分で選ばないような茶葉が入っているので、そういった新しい出会いがあるのも魅力ですよね。
飲んだことのない種類の茶葉もたくさん入っていたで、これからたくさん飲んで、また勉強しようと思います!
今回紹介しきれなかった福袋のお茶は、機会をみてInstagramやTwitterでご紹介しようと思います。
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