濃厚なのにサッパリ！「クスミティー イングリッシュブレックファスト」をレビュー！

こんにちは、ティーアドバイザーのMii（みぃ）@mii_teaparty です！

皆さんは、朝食に紅茶を飲む習慣はありますか？
紅茶の本場イギリスでは「イングリッシュブレックファスト」といって、揚げた食パンや、ベーコンなどの肉料理、目玉焼きなどの卵料理といった朝食のメニューとともに紅茶を飲む習慣があります。

それに合わせて各紅茶ブランドでは「イングリッシュブレックファスト」の名前がついた朝食向けのブレンドティーが販売されているのですが、その中でも最近私が特にオススメなのがクスミティーの「イングリッシュブレックファスト」なんです！

クスミティーは原材料が全てオーガニック素材で、どなたでも安心していただける紅茶ブランドです。
その中でも「イングリッシュブレックファスト」は、濃厚なのにサッパリ飲める、リッチな味わいで、朝食だけでなくティータイムにもオススメできる優れものです。

今回は、そんなクスミティーの「イングリッシュブレックファスト」を徹底レビューします！
どんな香りや味わいなのか、どんな飲み方がオススメなのか詳しく書いているので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください♪

YouTubeでも紹介しているので、こちらの動画もご覧ください！
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クスミティーとは？

クスミティーは、創業から150年以上の歴史を誇るフランスの老舗ティーメゾンです。
紅茶、ハーブティー、ルイボスティー、マテ茶など、様々なお茶を取り扱っており、その全てがオーガニック（化学肥料を使用しない有機栽培）素材を使用した商品となっています。

もともとは創始者であるパヴェル ミハイロビッチ クスミチョフが約150年前にロシアのサンクトペテルブルクに「P.M.クスミチョフ ティーハウス」を創業したのが始まりでした。

ヨーロッパ各地へ支店を広げる中、1917年にロシア革命が起こり、混乱から逃れるため本拠地をパリへと移します。
そこでフランス人の心を捉え人気を博したことをきっかけに、現在に続く紅茶のハイブランド「クスミティー」が誕生しました。

また、クスミティーは2021年から2022年にかけて、全ての商品をオーガニック（化学肥料を使用しない有機栽培）に完全移行しました。
これは高級ティーメゾンとしては珍しいことで、ブランドの厳しい基準を満たす最高級の有機原材料を揃えるのは至難の技だったそうですが、そこにはクオリティを追求する確固たる信念と、企業努力が感じられます。

現在は公式オンラインショップや各通販サイトの他、DEAN & DELUCAやビオセボン、成城石井といった店舗でも取り扱いがあります。

>> KUSMI TEA 公式オンラインショップはこちら

商品情報

クスミティーの「イングリッシュブレックファスト」は、セイロンティーとアッサムティーのブレンドで、イギリスの伝統的な味わいが楽しめる香り高いブレンドです。

クスミティーの缶は洗練されたスタイリッシュさと可愛らしさを併せ持つおしゃれなデザインで、贈り物としても喜ばれます。

直接茶葉が入れてあるタイプの缶なので、湿気などが心配な場合は、保管の際に中の茶葉をポリ袋などに移してから缶に戻すか、缶ごとチャック袋に入れることをオススメします。

茶葉の保管について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください！

有機栽培の紅茶を使用しているので、どなたでも安心して飲めるのも嬉しいポイントです。
お客様へのおもてなしやお家でのお茶会など、いろんな方に紅茶を出す機会がある方にはとてもオススメできる紅茶です。

商品レビュー

ストレート

水色

水色は茶褐色です。

香り

香りはあまり強くありませんが、紅茶本来の甘い香りがほのかに感じられる上品さで、高級感の漂う紅茶です。

トップノート(飲む前の香り)は、枯れ葉のようなドライな香りの中に、ふかした栗やさつまいものような、ほっこりした甘い香りを微かに感じます。
ただし、アッサムのシングルエステート（単一茶葉）で淹れたときのような濃厚なモルティーフレーバーではなく、セイロンティーの軽やかな香りがメインになっており、そこに甘みがプラスされている…という印象です。

ミドルノート(飲んだ時の香り)からラストノート(飲んだ後の香り)にかけては、トップノートでも感じた枯葉のような香ばしくドライな香りが広がります。

あまり特徴的ではありませんが、クセのない香りで、どんな人にも、またどんな食事にも合わせやすい優れものです！

味わい

リッチで力強い味わいのセイロンティーと、まろやかで深みのあるテイストが特徴のアッサムが合わさり、濃厚でありながらサッパリとした飲み心地です！

ミディアムボディとフルボディの中間くらいで、濃厚なコクと渋みをしっかり感じられます。
口に含むと渋みの素であるタンニンが舌に残りますが、キレが良く、渋みはスッと消えてくれるので、後味は意外にもサッパリしています。

雑味もなく、濃厚な味わいとサッパリとした口当たりは、誰もが気に入ること間違いなし！

ちなみに抽出時間によっても味わいに変化が出ます。
3分間ならサッパリとした飲みやすい印象に、4分間なら重めのコクと豊かな風味を楽しめます。
どちらもキレのある渋みで美味しくいただけるので、お好みで調節してみてくださいね。

他の紅茶ブランドのイングリッシュブレックファストは、完全にミルクティー向けに作られることが多いのに比べて、クスミティーの「イングリッシュブレックファスト」はコクや渋みのバランスがとれた味わいなので、どんな飲み方もOK！
気分によってストレートやミルクティー、砂糖を入れて…というように、いろんな飲み方をしたいという人にオススメです！

アイスティー

雑味がなく程よい渋みなので、アイスティーにしてもサッパリといただけます！

ホットで飲むよりかえって風味の輪郭がハッキリする感じがあるので、紅茶らしい味わいを楽しみたいならアイスティーもオスススメです◎

美味しいアイスティーの淹れ方を詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

ミルクティー

コクと渋みがしっかりあるクスミティーの「イングリッシュブレックファスト」は、ミルクティーにもピッタリです！

ミルクを多めに入れても、紅茶らしいコクや香ばしい風味は消えることなく、しっかりと感じられます。
さらに、砂糖を入れるとよりコクが引き立ちますよ。

ちなみに、ミルクティーにするなら、抽出時間は少し長めの4分間がオススメです。

おすすめペアリング

キレのいい渋みの「イングリッシュブレックファスト」に合わせるなら、ベーコンエッグやバターたっぷりのパンなど、しょっぱくて油っぽい朝食がオススメ！

紅茶に含まれる渋みの成分「タンニン」には、油脂分を分解して消化の働きを助ける働きがあるため、油っぽいお料理でも、もたれることなくスッキリいただくことができます。

また、「イングリッシュブレックファスト」だからといって朝食にしか合わせてはいけないなんてことはもちろんなく、ティータイムにもぴったりなんです。

スイーツなら、バターたっぷりのフィナンシェや甘いチョコレートが相性抜群！
バターの濃厚な味わいやチョコレートの甘みを、紅茶の渋みがスッと流してくれるので、いくらでもいただけますよ♪

まとめ

クスミティーの「イングリッシュブレックファスト」についてご紹介しました。
オススメ度とコスパに関して、10段階で評価するとこんな感じです！

オススメ度：★★★★★★★(7)
コスパ：★★★★★(5)

セイロンティーとアッサムティーのブレンドで、それぞれの茶葉のいいところを引き立たせたバランスのいいブレンドでした！

香りは、栗やさつまいものような甘い香りがほのかに感じられる上品さで、高級感が感じられます。
濃厚なコクと渋みがあるのにキレが良く、後味は意外にもサッパリしています。

他の紅茶ブランドのイングリッシュブレックファストは、ミルクティーや砂糖を入れるのが前提になっており濃厚すぎる味わいや強い渋みでストレートに向かない商品も多い中、クスミティーの「イングリッシュブレックファスト」はミルクティーだけでなく、ストレートやアイスティーでも美味しくいただけるので、いろんな飲み方を楽しみたい方にオススメです。

ちなみに私はストレートで濃いめに淹れて、初めは強めの渋みやコクを楽しんだ後、ミルクを入れてまろやかな風味をゆったりと味わう…という飲み方がお気に入りです♪
味の変化が感じられて気分転換になるので、朝の眠気覚ましにも、ほっと一息つきたいティータイムにも、この飲み方はとってもオススメ！

毎日の朝食にはもちろん、ティータイムにも合わせることができる優れものなので、一つあって損はないです！
クセや雑味もなく、好き嫌いが分かれることが少ない風味でどんな方にも好まれることから、急な来客にも対応しやすいので、常に常備しておきたい茶葉ですね。

クスミティーでどれを買おうか迷っている方は、ぜひ「イングリッシュブレックファスト」を選んでみてはいかがでしょうか？

日本人気No.1のアールグレイ「アナスタシア」もオススメなので、こちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね♪

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