ウイスキーみたいな紅茶！HARNEY & SONS（ハーニーアンドサンズ）の「ブラックキャスク・バーボンティー」を飲んでみた！

2024年8月15日2024年8月17日

こんにちは、ティーアドバイザーのMii（みぃ）@mii_teaparty です！

今回は、HARNEY & SONSのブラックキャスク・バーボンティーをレビューします！

半年くらい前、SNSでこのシックな黒い缶を見かけた時、パッケージと名前がカッコ良すぎて「いつかお迎えしたい…！」とずっと気になっていたのですが、HARNEY & SONSの店舗に行った際に香りを実際に嗅いで、その独特な甘いスモーキーな香りにもうすっかり虜になっちゃって、その場で即購入を決めました！

名前からもわかるように、ウイスキーの「バーボン」をイメージしたフレーバーなのですが、普段お酒を飲まない私は「えっこれお酒入ってる！？」とびっくりしちゃうくらい、お酒を飲んでいる気分になれちゃいました！
ウイスキー好きの夫にも「これがあれば、お酒飲めなくてもいい」と言わせるほど、ウイスキー感の強いフレーバーです！（しかし禁酒はしてくれない笑）

どんなフレーバーなのか、詳しくは以下でご紹介していきますので、最後までご覧ください！

YouTubeでも紹介しているので、こちらの動画もご覧ください！
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HARNEY & SONS（ハーニーアンドサンズ）とは？

HARNEY & SONS（ハーニーアンドサンズ）は、1983年にジョン・ハーニーが創業した、アメリカ・ニューヨーク生まれの紅茶ブランドです。

現在は「フォーシーズンズホテル」、「ウォルドルフ・アストリア」など多くの有名ホテルやレストランでも使用されています。
また、英国・ロンドンの最高級ホテル「ドーチェスター」のハウスティーにも採用され、2007年紅茶界のオスカーと称される「アフターヌーン・ティー」賞を受賞しました。

日本では2009年から正式に輸入を開始し、ウェブショップや直営店での販売されている他、ティーサロンやホテルで取り扱いがあったり、DEAN&DELUCAやPLAZAといったセレクトショップで販売されたりしています。

現在日本では、表参道、湘南、名古屋、京都に店舗を構えています。

>> 公式オンラインショップはこちら

ちなみに、HARNEY & SONS（ハーニーアンドサンズ）で代表的フレーバーティー「ホット・シナモン・スパイス」は、当ブログでも2023年の『おすすめ紅茶ランキングTOP10』で取り上げています。

商品情報

商品名	Black Cask Bourbon ブラックキャスク・バーボンティー
内容量・価格	20サシェ入り 2,916円（税込）

ブラック・キャスク・バーボンは、「世界で初めて作られた紅茶」として知られている中国原産の“ラプサンスーチョン”のスモーキーな紅茶をベースに、バニラ、キャラメルをブレンドし、ケンタッキーのバーボン樽で貯蔵して香り付けをした甘い香りが漂うブラックティー。
引用：HARNEY & SONS公式オンラインショップ

「ラプサンスーチョン（正山小種）」とは、松の葉の煙を燻して、その香りを吸わせた中国紅茶のことです。スモーキーな香りのするフレーバーティーで、その香りがスコッチウイスキーや良質な葉巻を吸う人々に好まれ、英国貴族の間で人気になりました。独特な香りはしばしば正露丸の臭いにも例えられたりもして好き嫌いが分かれますが、現代でも人気の高いフレーバーの一つです。

こちら、パッケージに惹かれて気になっていたのですが、黒と青でシックにまとめられたデザインが本当にかっこいい…！可愛すぎないので、バレンタインなどで男性へのプレゼントとしても喜ばれそうですね。

ちなみに、「Black Cask Bourbon」の「Cask」は”樽”という意味だそうです。

原材料

原材料

紅茶（中国産・台湾産） / 香料

茶葉

缶を開けた瞬間から、濃厚な燻製の香りが広がります。
すっごくスモーキー！燻製のベーコンとかチーズが目の前にあるみたいです！
苦手な人には好まれない香りですが、スモークサーモンが大好きな私は、この燻製の香ばしく豊かな香りが大好きなので、思わずお腹が空いちゃいます！笑

上記画像はサシェ（ティーバッグ）を切って中身を出したものですが、ルースリーフ（リーフティー）での販売もあります。
※ハーニーアンドサンズでは2種類のティーバッグの取り扱いがあり、平たい長方形のものを「ティーバッグ」、テトラ型のものを「サシェ」と呼んでいます。

【ハーニー＆サンズ公式ショップ】ブラックキャスク・バーボンティー [LOOSE] 112g【ハーニーアンドサンズ】【 HARNEY & SONS 】

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ポチップ

商品レビュー

今回は「ブラックキャスク・バーボンティー」をストレートのホット、アイス、そしてミルクティーの3通りで飲んでみました。

ストレートティー（ホットティー）

茶葉	2g / サシェ1つ
温度・湯量	熱湯 250ml / 杯
抽出時間	5分

まずはストレートティー（ホットティー）で淹れてみました。

最初に湯気と共に広がるのは燻製のスモーキーな香り！すっごく濃厚！
ラプサンスーチョンと違うのは、そこにバニラ、キャラメルの香りが重なり、甘くマイルドな香りになっているということです。

ウイスキーって熟成させる時に樽の内側を焦がすんですが、その焦げがバニラやキャラメルみたいな甘い香りを生み出すんだそうです。

ちなみに公式オンラインショップでは、このホットのストレートティーが「熟成バーボンのホットリカー風」と表現されていました。
確かに、お酒は入っていないはずなのにアルコールが蒸発した時みたいな香りの印象を受けます。
バニラとキャラメルの甘い香りがそう感じさせるのでしょうか？

香りは濃厚なのですが、中国茶・台湾茶ベースなので口当たりはサッパリ！
コクや渋みは控えめで基本スッキリ飲めるのですが、飲み進めるうちに舌の上に徐々にコクを残していく、ミディアムボディの紅茶です。
ほのかな甘みと旨みもあり美味しい！
最近、中国紅茶が気になっている私としては、お茶自体も飲み心地が良くて最高…！

あくまでスモーキーな香りがベースですが、喉の奥から鼻にかけて感じる甘い香りも徐々に増していきます。
まるでお酒を飲んでいるような感覚…！（ウイスキー飲めないので想像ですが…）
後には口の中に燻製の香りがしっかり残り、余韻が長く楽しめます。

Mii（みぃ）

もともと燻製した食べ物が好きで、ラプサンスーチョンはいつも何かしらのブランドのものを常備しているのですが、これを味わった後では、普通のラプサンスーチョンでは物足りなくなりそうです…！

ストレートティー（アイスティー）

茶葉	2g / サシェ1つ
温度・湯量	熱湯 100ml、氷グラスいっぱい
抽出時間	3分

次はストレートティー（アイスティー）で淹れてみました。

アイスティーにすると、冷たくキリッとした飲み心地のおかげで、さらにウイスキー感が強くなります。
ロックで飲むバーボンとか、こんな感じなのかな？

オンザロック方式で作ったので、濃厚な香りも程よい渋みもしっかり残っています。
水出しだともう少し渋みや香りが軽めになるので、「ブラックキャスク・バーボンティー」はぜひオンザロック方式で淹れていただきたいです！

ミルクティー

最後は、ミルクティーにしてみました。
少し長めに淹れ、濃いめにしてから牛乳を加えると、キャラメルとバニラの甘い香りがより引き立ちます。

公式オンラインショップには「ホットミルクを加えて、キャラメルとバニラ風味を際立たせて、デザートドリンクとして。」と嗅いてありましたが、デザートドリンクとして飲むには甘さが足りなくてサッパリしすぎるし、スモーキーさが強いかな…。

ベースの紅茶自体がコクや渋みの少ないものなので、濃いめに淹れても、ミルクとの相性はそれほど良くないんじゃないかな…個人的には、ミルクティー向きではないと感じました。

ただ、ノンアルコールカクテルのような感覚で飲むなら、少しサッパリしてても納得できるかも。

Mii（みぃ）

HARNEY & SONS（ハーニーアンドサンズ）の「ブラックキャスク・バーボンティー」はストレートがオススメですが、もしミルクティーにするなら牛乳少なめがオススメです！