こんにちは、Mii(みぃ)です!
今回は、NINA’S PARIS(ニナス パリ)のマリー・アントワネットティーをレビューします!
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NINA’S PARIS(ニナス パリ)とは?
NINA’S PARIS(ニナス パリ)は1965年創業の、フランスの紅茶専門店です。
もともとはエッセンシャルオイルの会社で、フレグランスの製造などをしていたのですが、その技術が受け継がれ、紅茶のフレーバーとして使われています。
そのため、ニナスはフレーバードティーの種類が豊富。
ベルサイユ宮殿の貴族やマリー・アントワネットにも愛されたフレグランスを使った、ユニークなフレーバードティーを販売しています。
フランスの高級レストランや一流ホテルのラウンジなどでも愛用されており、その豊かな香りが人気を博しています。
2020年には、TRILL(トリル)という国内最大級の女性向け情報メディアにて「紅茶マニアが選んだ!絶対おいしい紅茶ブランドTOP5」として選ばれ、紅茶ファンの間でも絶大な人気を誇るブランドとなっています。
また、ニナスは可愛らしい紅茶缶も魅力のひとつで、定番の赤い缶から、人気のフレーバードティー「マリーアントワネット」のオリジナル缶、ティーバッグ用のボックスタイプ缶など、様々なデザインあり、つい集めたくなるような華やかで可愛い缶はギフトにもぴったりです。
日本では公式オンラインショップの他、クイーンズスクエア横浜、武蔵村山、小田急百貨店新宿に店舗があり、ゆったりとした店内で美味しい紅茶をいただいたり、茶葉を量り売りで買うこともできます。
>> ニナス公式オンラインショップはこちら
>> ショップ情報はこちら
商品情報
商品名:ニナスオリジナル マリー・アントワネット ティー/リーフ
メーカー:NINA’S
内容量:100g
価格:2,916 円(税込)
可愛らしい薄ピンクのパッケージが特徴的な、ニナスの代表的商品です。
化粧箱に入っているので、贈り物にもピッタリ♪
ティーバッグもあります。(BOX or 缶)
「マリー・アントワネット」とはどんな人物?
商品名にもなっているマリー・アントワネットは、フランス国王 ルイ16世の妃です。
派手好きで浪費家だった彼女は、オーストリアからフランスに嫁いできた後、食糧難に苦しんでいた民衆たちにより、1789年フランス革命でルイ16世と共に処刑されてしまいます。
ただしこの「派手好きで浪費家」というのは当時の王侯貴族にとっては特に珍しいことでもなかったのですが、国内の不況などいろいろな状況が重なり、さらには処刑されたことによって、歴史的には「贅沢三昧で民衆の言葉に耳を傾けない王妃」という悪役のイメージが定着するようになりました。
(有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」という言葉も、実はマリー・アントワネットの言葉ではなかったという説もあります。)
そんな悪女のイメージが強いマリー・アントワネットですが、その派手さゆえに、ヨーロッパのファッションリーダーとして活躍したという話も有名です。
豪華なファッションや髪型で人々の目を惹きつけたり、逆に、簡素なデザインのシュミーズドレス(コルセットを使用しない、ふんわりした素材のハイウエストドレス)を流行させたりと、ヨーロッパのファッション業界に大きな革命を起こした人物として、歴史に名を残しました。
この紅茶も、そんな革命的で華やかな彼女の印象からインスピレーションを受けたフレーバーになっているのではないかと思われます。
りんごとバラで香り付けされたセイロンティー
ヴェルサイユ宮殿のそばには「王の菜園」と呼ばれる菜園があり、宮殿の食卓で出される食材を栽培していました。
今でもこの菜園は存在し、菜園の入り口近くにあるショップでは、毎朝菜園で採れた野菜や果物が並んでいるそうです。
ニナスのマリー・アントワネットティーは、この「王の菜園」で育まれた希少なりんごとバラの花びらを使用して香り付けされています。
ちなみに、茶葉はセイロンティーを使用しています。
茶葉にバラの花びらがブレンドされていて、見た目にも華やかで、まさに「マリーアントワネット」という名前がよく合いますね。
商品レビュー
水色
水色は、赤みがかった茶褐色です。
香り
上品なバラと、爽やかで甘いりんごの香りにうっとり♡
そもそもりんごはバラ科の植物なので、この組み合わせは合わないはずがないんですよね。
トップノート(飲む前の香り)はバラの華やかな香りがメインですが、ミドルノート(飲んだ時の香り)はバラから徐々にりんごのようなフルーティーな香りと、綿菓子のような甘い香りに変化していきます。
ラストノート(飲み終わった後の香り)はフルーティーな余韻が長く続き、もう一口、と後を引く香りです。
バラの香りがキツすぎると、あまり美味しそうに感じられないのですが、このマリー・アントワネットティーは香水のような華やかさがありながらも、紅茶として「美味しそう!」と思えるくらいの優しい香りで、絶妙なバランスです!
ちなみに「マリー・アントワネット」というと派手好きな女性というイメージがあったので、なんとなくこの優しい香りが腑に落ちなかったんですよね。
そこで詳しく調べてみると、彼女は当時ヨーロッパで流行していたムスク系の濃厚な香りよりも、バラやスミレの花などの軽やかな香りの香水を愛用しており、これがやがて貴族たちの間でも流行するようになったと言われています。
この時、彼女が愛用していた香水が、このニナスの元になったエッセンシャルオイルの会社「ラ・ディスティルリー・フレール」だったそうです。
そのためマリー・アントワネットティーは、そんな彼女の好んだ香水にちなんで、優しいバラとりんごの香りの紅茶になっているんですね!
味わい
程よいコクと渋みで、味わいのバランスが良いセイロンティーです!
しばらく飲んでいると舌が縮むような収斂性を感じますが、キレが良く心地の良い渋みなので、スッキリした味わいを楽しめます。
ほのかな甘みと旨みがあり、セイロンの中でも色々ブレンドされていそうですが、キレの良い渋みとバランスのとれた味わいから、ディンブラがメインにブレンドされていそうです。(※あくまでも個人の予想です。)
そのままでもとっても美味しいですが、お好みで砂糖やミルクで甘さをつけても美味しいですよ!
甘い香りと相まって、デザートのような雰囲気でいただくことができます♪
おすすめペアリング
香りは華やかですが主張が強くないので、洋風のスイーツ全般と合います。
マリー・アントワネットティーの程よい渋みや心地の良い酸味は、甘い生クリームや甘酸っぱいフルーツと相性抜群!
その中でもいちごは、バラやりんごと同じくバラ科なので、この紅茶の香りと相性が良いんです。
なので、いちごのショートケーキなどがオススメです!
まとめ
ニナスのマリーアントワネットティー、ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
オススメ度とコスパに関して、10段階評価で表すとこんな感じです!
オススメ度:★★★★★★★(7)
コスパ:★★★★★(5)
バラとりんごの香りがとっても上品で、優雅な香りの余韻が長く続きます。
香料の嫌な風味などもなく、さすが元フレグランス製造会社だっただけあるなという実力でした。
また、味わいもコクや渋み、甘みや旨みといった味わいのバランスが取れた紅茶なのでとっても飲みやすいです。
渋みはキレが良く、飲んだ後も、もう一口、と後を引く美味しさです!
ニナスの紅茶は通販サイトで購入できる他、「サロン・ド・ニナス(クイーンズスクエア横浜)」「ニナス・パリ(武蔵村山)」といったティーサロンやカフェでいただくことができます。
美味しいアフタヌーンティーもあるので、ぜひ訪れてみてください♪
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